社長ブログ

2021年5月10日

シカゴ大学の調査結果が面白かった

シカゴ大学の調査結果が面白かった

シカゴ大学の経済学者、スティーヴン・レヴィットの「人生の重要な選択の場面において、自分で決断できない人はどう決断すべきか」を調査した結果が面白かったので掲載します。

 

調査のために作ったのがあるウェブサイト。

「コイン投げサイト」と呼ばれるもので、閲覧者たちが「今決めかねていること」を書き込み、画面上のコインを投げるというものです。

コインの表が出たら「実行」、裏が出たら「実行しない」というメッセージが出るという仕組みです。

 

レヴィットはこのサイトで1年かけて4000人の悩みを収集し、「コイン投げの決断によって人生がどう変化したか」ユーザーたちの追跡調査をした。

 

書き込まれた内容は離婚や転職など、人生を左右するほど重大な悩みが多かったにも関わらず、驚くことにユーザーの63%がコイン投げの結果に従って行動していたのです。

 

さらに追跡調査をした結果、コイン投げの結果が表だろうが裏だろうが、悩みの解決に向かって何かしら行動を起こした人は、半年後の幸福度が高いことがわかりました。

 

「転職や離婚」を決断をした人も、「転職、離婚をしない」と決断した人も、いずれのパターンでも幸福度は高くなったという結果が得られた、というわけです。

つまり、決断においては「どう決めるか」ではなく、「そもそも決められるかどうか」のほうが重要で、やめると決める、やらないと決める、そうして腹をくくることが結局のところ人生の満足度を大きくしたという結果が出たのです。

 

人生の岐路に立たされた時、どの決断にせよポジティブな設計が組み立てられていれば、問題ありませんが「やめたいな…でもその後どうしよう…」こんな宙ぶらりんの状態は、人生のパフォーマンスをガタ落ちさせる要因になります。

 

なかなか決断できず悩んでいるときは、コイン投げは大袈裟かもしれませんが、例えば「これから1ヶ月続けて結論を出す!」とまず決めて、やめるかどうかはそのあとで考えようなど、期限つきで選択をしてみるのもいいかもしれません。

 

私の場合、職業柄、家を建てる、建てないで悩まれる方に日々直面しています。

また、起業した経験から、独立する、しないの相談を受けることもしばしばあります。

人のことだから、簡単にこっちにすれば?とも言い難いのですが、内心「早く決めてしまえ!」と思ってしまいます。

 

家を建てます!

家を建てないことに決めました!

起業することにしました!

起業しないでサラリーマンでやっていきます!

どっちにしてもご自身で決めた決断は、聞いていて清々しく感じるし、きっと良くなるだろうとも思えるのです。

 

 

停滞が「考えすぎる」原因の一つと理解したなら、前進するための「決断」を大切にしてみたらいいです。

どう転んだって、結局はどうにかできてしまう。

これが人間の強さなのですから。

 

 

井上 幸治

井上 幸治

( いのうえ こうじ)

担当業務 / 代表取締役担当

故郷 / 岩手県滝沢市

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