社長ブログ
2021年9月17日
氣柱を立たせる
勝つチームにも負けるチームにも、その結果を生み出すムードというものがあります
学生時代サッカーをやっていて、勝っていても なんとなく恐怖心がある時は逆転されてしまったり、逆に負けていても 負ける気がしない時は強豪を打ち負かすこともあり、なんとも言えないその場の空気みたいなものが結果を支配するケースを何度か経験しています
勝ちムードの中にいる時は不利な最中でも高揚感だったり、ドキドキしながらも楽しいスリル感が味わえる
これってなんだろう?
勝ちムード、負けムードの経験を思い出しながら考えてみたのですが、結論は「氣」の集中でした
全員の気持ちが同じ目的に一点集中した瞬間にその異様なムードが形成されていきます
たった一人でも目的が違えばそのムードを形成することは困難になります
スポーツの世界は「勝つ」ことが目的です
全員の目的集中という点では、このムードを体験しやすい環境にあるはずですが、それでも結構難しい
起業の場合、明確な「勝ち」が分かりにくいためこのムードを形成することはもっと困難に感じます
でも、学生時代にサッカーで経験した、あのなんとも言えないムードの中で 仕事をしたい気持ちがあって起業したというのも動機の一つでもあるので 全員でそのムードを作っていきたいという願望が常にあります
ずっとどうすれば良いのか分からなかったのですが、最近少し解ってきました
それは‘‘徹底的コミュニケーション‘‘です
普通では大体足りない
話して、話して、話しまくる
一方通行ではダメ
お互いが本音で話しまくる
バラバラのアンテナが話すことで だんだん近寄ってきて、最後は合体し、太い一本の「氣柱」となる
氣柱から放たれるエネルギーは人数分のパワーを足したものとは比較にならない、何十倍、何百倍のパワーを生み出し場を支配していきます
この感じをスラムダンク(バスケット漫画)が山王戦で描かれ、見る人を魅了し感動を与えたのだと思います