社長ブログ
2021年12月8日
実験中

知っている人も多いと思いますが、
夏は冷房の熱を58%流出させ、
冬は暖房の熱を73%流出させている
最も室内の熱流出に影響を与える
「マド」
壁、屋根の断熱を気にされている方が多いですが、その前に窓をなんとかした方が、安価で早いのです
ちなみに家の熱流出は下記の通り
夏 屋根11%、外壁7%、換気6%、床3%
冬 屋根5%、外壁15%、換気15%、床7%
そういえばと思い実験を開始しました
うちの店舗はシングルガラスで壁一面窓なのでとにかく寒いです
夏は北面が窓なのでそれほどでもないのですが、冬は堪えます
そこでプチプチの緩衝材を買ってきて、窓に貼り付け月の電気代を検証することにしました
電気代の検証はまだできてませんが、体感としては雲泥の差です
常に天カセのエアコン2台を28℃の強か急の設定で回していましたが、今は21℃の弱で以前より温かい体感です
床や壁や窓の面の表面温度+室温÷2が体感温度となります
例えば20℃の体感を得る場合、面の温度が20℃、空気の温度が20℃だと体感温度は20%です。
面が0℃でも空気の温度が40℃なら20℃の体感を得ることができます。
ただし、体感としては不快に感じます
体感20℃でも人体の熱放射は面温度が低いほど多く、面温度が高いほど少なくなるので、面温度と空気温度の差が少ない方ほど、人体が疲れにくい環境ということになります
その辺の体感も実感できているので、改めて窓には重きを置いた家作りをしていきたいと思います。
