社長ブログ
2020年9月8日
自信の失い方

先輩の話
その先輩は勢いがあります
セミナーに行けばいつも一番前の真ん中の席
何かを発表する場では一番に手を上げ、恥を恐れぬ行動を取ります
なんでそんな風に振舞うのか聞いてみたところ面白い話をしていました
<先輩>
俺 剣道やってるじゃん
剣道には掛かり稽古というものがあってさ
前に3人の先生が横並びに居て生徒が先生の前に並んで先頭の生徒が稽古したら後ろに並び直すっていう方式なんだけど達人の前には並ぶ人が少なくて弱い先生の前には長蛇の列ができるんだよね
誰が逃げて誰が逃げないかみんなが気付いている
その逃げの姿勢は結局損なんだよね
強くなるための稽古だから少ない列に並んだ方が多く稽古ができるから良いに決まっている
なのに並ばないから達人のところに並ぶ奴にどんどん離されていく
人間はちょっとした意識で少しずつ自信を失っていくんだと剣道を通して学んだんだよね
なるほどと思って聞いていました
恐らく達人の列に並ぶ人は「強くなる」という目的を明確に持っている
そうじゃない人は目的がぼやけているのだと思いました
目的意識が明確であれば次は勇気のステージです
勇気で恐怖を超えた人が達人の列に並ぶ資格を手に入れるのでしょう
なかなかできることではありませんが 先輩は確固たる自分の在り方を決めているんだろうな
なんか いいなと思いました