広報ブログ
2020年10月20日
与える

死んでからも 人々から感謝され懐かしく思われるのは 生前にどれだけ多くを与えたかによって決まる
一生懸命に集めた金銀財宝も あの世まで持ってはいけない
人々に分け与えるものは 金銭や物品だけに限らない
人に対しての温かさ
死んで棺のフタが閉められ はじめてその人の本当の評価が定まることになる
生きているうちは おもねたり 取り入ったりする人もいる
だが 死んだ人にまでお世辞をいう人はいない
いい人だった 欲の深い嫌な人だった 人々の胸に正直な印象が残る
私たちは 学校でいろいろな先生に学んできた どの先生にどういう勉強を教わったかこと細かに覚えている人は少ない
しかし その先生がどんな人だったか
感じのいい先生 怖かった先生 とっても優しかった先生 先生の全体像はそれなりに想い浮かんでくる
これが その先生が私たちに与えた教育の全体像のようなものだ
私たちは いずれ死んで灰になる
自分が与えたものだけが 人々の心の中に生きている
生前 人々に与えることの少ない人は 死んで間もなく忘れ去られちまう
自分が与えられるものでよければ たくさんの人に与えたいよな
いい家つくろう
ジャージー斉藤