広報ブログ
2021年10月1日
しゃぼん玉

ひりひりと傷口に しみて眠れなかったよ
泣きっ面にしょんべん ひっかけられた夜
薄情な男だと 夜を一枚ひんめくりゃ
ぐずぐずしてちゃいけねえと 照れずに思えた
つまらぬ こだわりは 身を縮めるだけだった
ほんの一瞬でも お前を愛せてよかった
枯れ果ててしまっても ぬくもりだけは残ったよ
妙に悲しくて 潔くて ほんとに気持ちよかったよ
りんりんと鳴きながら はじけて飛んだけど
もっと 俺は俺でありますように
いったい俺たちは ノッペリとした都会の空に
いくつのしゃぼん玉を うちあげるのだろう
きしりきしりと 横っ腹が痛かった
馬鹿っ面ぶらさげて 上等だと開き直った
人生が少しだけ うるさくなってきたけど
逃げ場所のない覚悟が 夢に変わった
帰りたいけど帰れない 戻りたいけど戻れない
そう考えたら 俺も涙がでてきたよ
挫けないで 嘆かないで
恨まないで飛ばそうよ あのとき笑って作った しゃぼん玉のように
りんりんと鳴きながら はじけて飛んだけど
もっと俺は俺で ありますように
いったい俺たちは ノッペリとした都会の空に
いくつのしゃぼん玉を うちあげるのだろう
りんりんと鳴きながら はじけて飛んだけど
もっと君は君で ありますように
いったい俺たちは ノッペリとした都会の空に
いくつのしゃぼん玉を うちあげるのだろう
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ジャージー斉藤