広報ブログ
2021年11月7日
顔

20代よりも30代 40代よりも50代と年齢を増すごとに 口にしてきた言葉の歴史が如実に顔にあらわれ出す
その人がどんな言葉で人を褒めてきたか あるいはけなしてきたか 顔を見ればすぐにわかってしまうものだ
素敵な言葉をたくさん使って人を褒め続けてきた人は その言葉とおりの素敵な表情を我がものにしている
言葉は細胞を動かし 顔つきまで変えてしまう
この原理は どんな場合も変わることがない
意地悪なことばかり言っている人は いかにも意地悪そうな表情が染み付いている
乱暴な言葉を口にし続けていれば 荒々しい表情になっている
どんな人々と付き合い どんなことに関心を持ち どんなふうに情熱を傾けて仕事や趣味や活動に向き合ってきたか それらもすべて顔に出る
どんな言葉を使って どんなことを考えたかということに忠実に脳内神経回路が敷かれていき 顔の表情に滲み出てくるからだ
男もそうだが 女性だったらなおのこと 顔に無関心じゃいられないはず
『人は顔よりも中身が大事』と言ったって その大事な中身すべてが顔の表情にあらわれるのだから 結局は顔が大事ということになってしまう
目が大きくてパッチリしているとか 鼻が高いというようなことが大事じゃない
顔のパーツの良し悪しじゃなく ハッとするほど素敵な表情をどれだけ見せれるか 美人 不美人の分かれ目はそこにある
10代や20代の若い時期にはそこまで気づかなくても 30代後半あたりから次第に 目鼻立ちよりも 表情こそが魅力の決め手なんだと しみじみ実感するようになってくる
50を過ぎる頃には もはや顔のパーツなどたいして意味をなさなくなってきてしまう
若いときには皆んなから 可愛い キレイとチヤホヤされていた女性が また ハンサム カッコいいと女性の熱い視線を集めていた男性が なんだかパッとしない表情の持ち主になっていて ガッカリさせられることはよくあるもんだ
かと思うと どことなく冴えない印象だった人が いきいきと輝く表情を自分のものにしていて驚かれることもある
きっと いい生き方をしてきたんだろうな と見ているこちらまで心が明るくなるし
その人のことをもっと知りたい 付き合いたいと思わせる吸引力があるのだ
そうなってこそ正真正銘の いい男 いい女
男も女も50 60歳を過ぎてやっと望ましい成熟を果たした厚みのある魅力的な顔になるんだろうな
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ジャージー斉藤