広報ブログ
2022年5月4日
役割

インドの人々は輪廻転生を信じている
人間は生まれ変わり死に変わりして生存し続ける といった輪廻の思想を古代からインドの人々は持ち続けている
この輪廻の考え方によると 人間はこの世にあって一つの役割を果たしていることになる
そして 与えられた役割は人それぞれ違う
男の役割 女の役割 金持ち 貧乏人 貴族 庶民と役割は無限にある
その役割を振り当てられて 私たちはこの世に生存している
なかには損な役割もある
そして 嫌な役割がある以上 貧乏くじを引かされる人もいる
それはちょうど 舞台の上の芝居のようなものだ
芝居にはさまざまな役割があり 誰かがその役割を引き受けなければならない
王子さま お姫さまの役割だけでなく 悪代官の役割だってあり それを演じる人が必要だ
もちろん 芝居の筋書きを変えて そんな役割 嫌な役割をなくす努力も大事なこと
けれども 現実の芝居にはその役割がある以上は誰かがそれを引き受けなければならない
そうでないと芝居にならない
そこでインドの人は 私はこの世でこんな役割を与えられたのだから それをしっかりと果たしていこうと考える
他人の役割を羨ましく思うのはやめて 自分の役割をしっかりと果たそうとするのが インドの人の考え方
そうすると 輪廻の次の舞台でもっといい役割がもらえると信じている
現世で悪いことをし尽くして しかも何の罪に問われなくて『この世はチョロイ』と思って死んでいった悪人がいたとする
しかし もし輪廻があり来世に生まれ変わるとしたら来世でその報いを受けるかもしれない
この次 生まれたときに楽だと思うのか 反対に最悪だと思うのか
この世限りと思えば 投げやりになろうが いい加減に生きようが完結であり一切が終わりだ
しかし 人生が永遠に繰り返されると思えば 今世はその中の一瞬に過ぎない
今世の自分の役割をしっかりと果たす
与えられた自分の役割をしっかりと全うしたい
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