設計&現場ブログ
2021年8月5日
街路樹

こんにちは。
設計部の高野です。
夏の日差しが日々強くなってきていますね。
昼間に外を歩くのが億劫になってきます。
大きい通りだと街路樹が植わっていて日影が出来るので助かっています。
写真は地元の神社のけやきです。境内から並木が続き、全長700mほどあります。
最高齢の樹木は樹齢約600年らしいです。(詳しくは馬場大門のけやき並木で検索してください)
昔はただの街路樹だと思ってたので初めて知った時は驚きでした。
けやきは街路樹としてもよく植えられており、都内では5番目に多く使われています。
樹形がよくて丈夫なのが良いそうです。また、徳川家康推奨の樹であったことも植樹が増えた理由だそうです。
なんでケヤキ推奨だったのかはよく分かりませんでした(゜-゜)
ちなみに4位はトウカエデ、3位はサクラ、2位はイチョウ、1位はハナミズキになります。
千葉市では、5位ケヤキ、4位サクラ、3位ハナミズキ、2位マテバシイ、1位イチョウです。
全国だと3位ケヤキ、2位サクラ、1位イチョウです。
イチョウ多いですね(笑)

ランキング上位のサクラはソメイヨシノという品種が有名です。
ソメイヨシノは1つの株から接ぎ木をして増やした品種で江戸時代の終わりに生まれました。
今育っているソメイヨシノの全部がクローンです。
現存しているものは戦後復興期に大量生産されたものです。
なので、寿命がくると一気に枯れてしまうかもしれないと言われています(*_*)
ソメイヨシノの後継として、コマツオトメ、ジンダイアケボノという品種に植え替えが進められています。

街路樹と言えばサクラかけやきだと思っていたので、イチョウは意外でした。
でも、思い返せば色んな所に植わってますね。
イチョウは樹木全体の水分量が多く、燃えにくい樹木です。
なので、防災目的で植えられています。
寺社仏閣や学校近くでイチョウが多いのはそのためですね。
決して銀杏を山ほど食べたいから、という理由ではないみたいです(笑)
今回、紹介したのは高木と呼ばれる背の高い樹木です。
中にはつつじのような背の低い街路樹もありますし、もっと調べれば変わった品種もあるかもしれません。
調べてみると面白いかも(*´▽`*)
それでは(^ワ^)ノシ