設計&現場ブログ
2021年9月4日
カバザクラの床

こんにちは。
設計部の高野です。
最近、建物のプラン提案を受けさせてもらった物件で、床材の要望にメープル、バーチ、オークと続き、カバザクラの文字を発見しました。
サクラは知っているけれど、カバザクラとは一体どんな樹木なんだろうかと、、、。

サクラかと思っていたら何にも関係ないカバノキ科の落葉樹でした(笑)
カバザクラ以外にもマカバといった名前で流通しています。
材料を仕上げた時の木肌がサクラのものとよく似てるためカバザクラという名前なんだそうです。
白っぽい色味に加え薄く赤みが入っています。主張しすぎない木目も特徴で清潔感のある印象に仕上がります。
パイン等に比べて硬めなので衝撃に強いです。幼稚園や介護施設など、人が集まるところで使われているそうです。
サクラの床材は山桜とブラックチェリーの2種類なんだそうです。
他にサクラと呼ばれる水目桜、西南桜もカバノキの仲間です。バーチ材の中でも生産地で名前を分けているようですね。
ややこしいです(゜.゜)
他にも名前と本体が整合しない材料ってありそうですよね。
また調べてみたいと思います。
それでは(・ワ・)ノシ