設計&現場ブログ
2019年2月1日
部屋のあかるさ

こんにちは。
設計部の高野です。
今日は照明の明るさについて書いていこうと思います。

照明器具が白熱灯からLEDに代わり、今まで使われていたW(ワット)という単位が ⅼⅿ(ルーメン) となりました。
lmとは光束(光の量を表す)の単位です。
1部屋に必要な明るさを求めるとき、白熱灯の場合は部屋の畳数×30Wで計算していました。
LEDの場合は単位が変わっており、畳数×400ⅼ mで計算が使われることが多いです。
例えば10畳のリビングに照明を配置する場合は、白熱灯では300W相当、LEDでは4000ⅼm相当の明かりが必要になります。
単純計算で400ⅼm相当のLEDが10個必要なんです。
でも1部屋に照明10個は多すぎるので、その場合はlm(光束)の値が高いものをつけて調整しましょう。
家を新しく建てる、もしくはリフォームや増築などで部屋の照明を一新したいと考えている方は参考にしてみてくださいね。

ちなみに上の写真は江戸東京博物館にある行燈の明かり体験ブースの写真です。
行燈の明るさは豆電球とほぼ同じで、新聞の文字が読めるか読めないか、、、だそうです(笑)