設計&現場ブログ
2020年9月17日
お仕事

こんにちは!
設計部のはっちゃん事、佐竹(はち)です。
今日は珍しく現場の写真📸
皆さん、上の写真建築のどこの部分かわかりますか?
正解は、野縁(のぶち)です。
天井の下地材になる部分です。
先日、ひょんな事から野縁を図面に落とす事になりまして…。じっくり見たんです。
普段は単に綺麗だな〜と眺めてるだけなのですが、図面に書かなきゃという気持ちで見ると、どっちが勝ってるのか、寸法やピッチがいくらか気になる訳です。天井なので、背も届かず、いちいち脚立に乗るのもめんどくさいな、と内心思っていた所…
ある、ルールがあったんです!天井下地、野縁、という事は天井材を貼るという事で。天井は石膏ボードという板にクロスを貼って仕上げてます。石膏ボードは1820×910の大きさで。野縁も石膏ボードが貼りやすい様に組んである訳です。なので、眺めていると、「あ、石膏ボードをこの向きで、この角から貼るんだな!」と分かるわけです。
大発見をした気分でした✨
聞いたら、梁の通ってる向きなどで、どこから野縁を吊るか考えて、それで石膏ボードの貼る方向も決まってくる様で…大工さんはそうやって色々考えて作ってくれてるんだと。

お家が完成する時には見えなくなっちゃう事が、勿体ない気がしました(笑)
P.S
もう一つ綺麗だなっと思ったのは、解体屋さんのトラックの積荷🚚
ゴミを捨てに行くだけとは思えません…笑笑
職人さんそれぞれ技を持っているみたいで、格好いいですね!
