2025/02/28井上幸治
視察
こんにちは!
千葉県、埼玉県、東京23区で一人暮らし専用のガレージハウスやデザイン住宅をプロデュースしているアレグレホームの井上です。
先日宮田運輸さんの宮田会長から誘っていただき福島に行ってきました。
会長の「人生観変わるよ」の一言から二つ返事で「行きます」の流れ。
こういう時の直感には従うたちです。
中浜小学校
3.11で津波に飲まれた学校の一つとのこと
校舎上部に貼られた青い看板
あのラインまで津波がきたのだそうです



震災の時のまま残してあり、生々しい様だったがこちらの学校は1人の犠牲者も出さなかったそうです。

この階段を登る時の校長先生の心境を考えると胸に来るものがあった

廊下に貼ってあった


会長のコメントを発見
「生かされている命を使い切る」
自分にもそう思った
浅野撚糸 双葉工場

こちらの会社はかなりの紆余曲折があったらしい
壁にその泥臭いストーリーがスマートに描かれていて、アートのようだった。


限界を感じ、会社を畳もうという意思を奥さんに伝えようと思ったとき、逆に檄を飛ばされて腹を決めたのだそうです。
V字回復をしたとき、奥さんのお陰だと思い奥さんの顔をモチーフにした商品ロゴと「エアーかおる」が命名されたのだそうです。
ところでこの工場は福島の復興に寄与しようと年商20億の現状で30億の資金を投入し地域の方のために作ったそうです。
熱いものが込み上げてきた。
とみおかワインドメーヌ

津波で流された土地に葡萄畑を作ってワインの産地にしようと動かれている株式会社ふたば遠藤秀文社長
海沿いでワイナリーは世界でも例がないそうです。
これだけ広大な土地に10人程度の手でどうやってここまでの葡萄畑を作ったのか?
ボランティアで他県からも駆けつけてくれる人達でここまで作り上げたそうです。
ワインができるのに3年
美味しいワインになるまで30年掛かるそうです
それなのにやろうと思ったのは…
「100年後のため」だそうです。
YONOMORIバーム

福島の復興がこんなに進んでいないことを知らなかった。
でも福島には人の心がありました。
なに不自由のない都会には温かさ、優しさを見失って求めて彷徨うような節があるように思う。
福島には人としての温かさを探す必要も求める必要もなく、その辺に当たり前にある。
油断しているとつい涙が出てしまいそうな温もりをたくさん感じました。
なるほど
会長が言っていた「人生観が変わる」の言葉
私の中にある火が灯されました。