2025/07/03
🏡 第3回:老後も安心、終の住処としての平屋設計
こんにちは!
千葉県・埼玉県・東京都23区で一人暮らし専用のガレージハウスやデザイン住宅をプロデュースしているアレグレホームの横堀です。
― 無理なく、無駄なく、生涯を通して心地よく ―
家は、建てたときだけでなく、「住み続けてから」が本当のスタートです。
若いうちは意識しづらい“老後の暮らし”ですが、注文住宅を考える今だからこそ、将来を見据えた設計が求められます。
そんな中、人生の後半に向けて「平屋を選びたい」とお考えになる方が増えています。
アレグレホームでも、老後の暮らしを見据えた住まいづくりのご相談を多くいただきます。
その理由を、実際のご相談内容をもとにご紹介していきましょう。
■ 階段のない暮らしが、安心につながる
平屋の最大の特徴である「階段がない生活」。
これは、足腰の衰えを感じ始めるシニア世代にとって大きな安心材料です。
「以前の家では、2階の寝室に上がるのがつらくて……」
「夜中にトイレに行くのに階段が怖くて」
こうした声は珍しくありません。
平屋であれば、すべての生活がワンフロアで完結するため、体への負担が最小限に。
住まいの中で“無理をしなくていい”というだけで、日々のストレスが大きく軽減されます。
■ バリアフリー対応も、最初から設計に組み込める
平屋は、将来の車椅子利用や介護への対応もしやすい構造です。
段差のない玄関や廊下、広めのトイレ・洗面・浴室などを初期段階から想定しておけば、リフォーム不要で長く安心して暮らせる家になります。
例えば、廊下幅は少し広めに、トイレや洗面には将来的に手すりが取り付けられる下地を入れておく。
「今は必要ないけれど、いつかのために」。
こうした小さな配慮が、将来の大きな安心につながるのです。
■ コンパクトでも、豊かに暮らせる間取り設計

定年後は、生活スタイルも変化します。
通勤がなくなり、家で過ごす時間が増える分、住まいが“居心地のよい場所”であることが何より大切になります。
平屋なら、コンパクトな敷地でも「中庭」や「趣味スペース」など、自分らしく過ごせる空間を無理なく設けることが可能です。
例えば、リビングの一角に書斎コーナーをつくったり、ウッドデッキで家庭菜園や日向ぼっこを楽しんだり。
「大きくなくても、ちょうどいい」が叶うのは、平屋ならではの魅力です。
■ メンテナンス面でも優れた選択
長く住み続ける家は、メンテナンスのしやすさも重要な要素です。
平屋は、外壁や屋根のメンテナンスがしやすく、高所作業のリスクが低いことも大きなメリット。
定期的な点検や修理を無理なく行えるため、余計なコストを抑えながら安心して暮らせるのです。
また、断熱性や気密性を高めやすい構造でもあるため、光熱費の面でも経済的。
年金生活を見据えたときにも、平屋は“負担の少ない住まい”と言えるでしょう。
■ 「今は元気」だからこそ、将来への備えを
「まだ元気だし、バリアフリーは早いかな?」
そう思われる方も多いでしょう。
でも、住まいづくりは“今”の快適だけでなく、“未来”への配慮を含んでこそ本当の意味での設計です。
アレグレホームでは、ご家族の将来や健康状態の変化も見据え、長く快適に住み続けられる住まいをご提案しています。
急なリフォームや住み替えが不要になるような、先を見越した設計。それが、「終の住処」としての平屋の理想形です。
■ まとめ:老後こそ、わがままでいい家に

年齢を重ねるからこそ、自分にとって無理のない家を。
誰かのためでも、見栄のためでもなく、「自分が心地よく暮らせる家」を選ぶことが、これからの人生を豊かにしてくれます。
平屋は、そんな思いを形にできる住まいです。
無理せず、自然体で過ごせる毎日を。
アレグレホームは、あなたの“これから”にそっと寄り添う住まいを、一緒につくっていきます。
施工事例もこちらから、是非覗いてって下さい!