2025/07/06
一人で家を買うって、アリ?ナシ?
こんにちは。
千葉市を中心に注文住宅を提供している、アレグレホームの井上幸治です。
今日は先日友人と話したときに感じたことを書きたいと思います。
■ 医者の友人の話から見えた「人生の本質」
私の信頼している友人に、お医者さんがいます。
彼は、ただ「治療」するのではなく、人間の命や人生の意味に向き合いながら、
医師としての道を歩んでいる人です。
彼がこんな話をしてくれました。
今までさんざん患者を診てきたけど、
健康オタクになった人が、必ずしも長生きするとは限らない。
タバコ、酒をバンバンやっているのに90歳超えて、元気な人がたくさんいる。
死因に多い三大疾病は悪習慣が原因というより、加齢による老いから発生していることが
ほとんどで、どんなに気をつけてても、病気になる人はなるし、ならない人はならない。
運なのか?それとも定めなのか?
最近そういう要素の方が多くの割合を占めているのではないかと感じている。
それでも予防したいって人ももちろんOKだし、
好きなことして生きたい!って人もOKじゃないか?
要するに「どっちが正しいか」じゃなくて、
自分がどう生きたいかを「理解して生きる」ことが一番正しいのではないか?
と思うようになった、とのこと。
そんな話を聞きながら昔の彼のやっていたことを思い出した。
余命を告げられた患者と一緒に酒を飲んで問題になっていたな
彼に惚れてしまった患者の女の子に「死ぬ前に先生と寝たい」と言われ
添い寝して大問題になっていたな
「自分の人生を生きていない生きた屍の人が多いけど、屍になる前に生きた時間を過ごさせたかった」と言っていた。
昔から病気と向き合う以上に人に向き合っていた
「マイナスを減らすことが医者であり、0からプラスに持っていくことは医者の範疇ではない
プラスにする仕事をしていて羨ましいよ」と励まされたこともありました。
■ 一人暮らしでも、家を持つのは「贅沢」じゃない
うちの会社では一人暮らし住宅という商品を扱っています。
医者の友人の話を聞いて、もっと独身の人に楽しい人生を提供したいと思ったからです。
病気が怖くて嗜好を諦める、住宅ローンが怖くて嗜好を諦める、
なんだか似た要素があるような…
好き、嫌い、自分なりの理屈でもいい
確固たる持論があって決断しているならそれは応援したい
例えば友人が健康な行いが直接的な寿命と相関がないかも知れないと言っても、
私は健康な行いを心がけます。
何故なら、死ぬときに「行いを正せば良かった」と後悔したくないから
でも100%酒を断つことはしないです。
好きな仲間と飲む酒はうまいから。
他人から見たら、筋が通らない奴とか、矛盾していると思われるかもしれないが、
それが自分の本音なんだから、何の躊躇もなくそうするのです。
「一人暮らしに家なんて必要ない」
「住宅ローンが怖い」
「将来が不安だから賃貸でいい」
そういう人は多いかもしれません。
でも、私は「それって本音ですか」?って聞いてみたい
■ 誰かの価値観じゃなく、「自分の人生」を選ぶ
一人暮らしに持ち家なんて贅沢というなら、贅沢な理由を聞いてみたい
住宅ローンが怖いというのなら、賃貸だったらなぜ怖くないのか聞いてみたい
将来が不安だというなら賃貸だったら不安じゃない理由を聞いてみたい
一度きりの人生、贅沢しないために生まれてきたのか?
住宅ローンは怖くない
なぜなら、住宅ローンには団体信用生命保険が付いています。
癌保険も付ければステージ1で根治してもローンはゼロになる。
賃貸に住んでいて、病気したから家賃払いませんって訳にはいかない。
将来の不安も賃貸ならば解消されて家を持ったら解消されないってことも
自分であると思うのか?ないと思うのか?自分で判断して欲しいと思っています。
男って女のために家を建てる人が多い
だからファミリー層が奥様のために家を建てるのです。
一人暮らし住宅なんて推奨したら少子高齢化が進むんじゃないか?
って言われたことあるけど、そんなことはありません。
逆に子供が増えると思います。
女性をホテルに連れ込むことは難易度が高いですが、
「家を建てたから見においでよ」って誘うのはハードルが低いです。
素敵な家を見て、女性も心が高揚して…
そんなことだって無きにしも非ず。
■ 人生の責任を取るのは「自分」だから
私は離婚して一人になった時、自分で家を建てようと決めました。
建てなかったのは、お客さんが私が買う予定だった土地を気に入ったから譲ったのです。
あの時建てていたら、また違った人生だったかも知れません。
それなりの苦楽はあったと思いますが、その責任も含めて素晴らしい経験だと思っていたでしょう。
人生の最期、責任を取るのは他の誰でもなく「自分自身」です。
だからこそ、どうか「誰かの常識」ではなく、「あなたの本音」で生きてください。
私は、そんなあなたを全力で応援します。
家づくりは、人生づくり。
心からそう信じています。