2025/07/17
🏡 第5回:狭小地でも叶う平屋の住まいづくり
こんにちは!
千葉県・埼玉県・東京都23区で一人暮らし専用のガレージハウスやデザイン住宅をプロデュースしているアレグレホームの横堀です。
― 小さな敷地でも、広がる暮らしの可能性 ―
「平屋=広い土地が必要」と思っていませんか?
確かに、ワンフロアで完結する平屋は、敷地にある程度の広さが必要と思われがちです。
でも実は、工夫次第で30坪以下の土地でも、快適でおしゃれな平屋は十分に実現可能です。
今回は、そんな「狭小地 × 平屋」という、ちょっと意外で、でも現実的な住まいの可能性についてご紹介します。
■ 限られた敷地で平屋を建てる3つのポイント
① 動線を最短に、間取りを“引き算”で考える
狭小地では、「あれもこれも」と盛り込むよりも、必要な空間をシンプルにまとめるのが理想。
家族の暮らしにとって本当に大切な空間を優先し、ムダを削ぎ落とすことで、機能性と居心地を兼ね備えた間取りが完成します。
たとえば、水まわりを1か所にまとめる、廊下をなくす、収納を壁面に集約する──
こうした設計の工夫で、使える面積がグッと広がります。
② 縦ではなく“高さ”や“抜け感”を活用する
平屋はワンフロアですが、空間に高さを加えることで開放感を出すことができます。
勾配天井にしたり、天窓を設けたりすることで、狭さを感じさせない“抜け感”のある空間に。
また、ロフトを設けて収納スペースや趣味部屋に活用すれば、限られた床面積を有効活用できます。
特に、天井の高さと窓の配置は狭小平屋の設計において大きな鍵。
視線が抜ける方向を意識することで、心理的な“広さ”が生まれるのです。

③ “中庭”や“坪庭”で採光と通風を確保
隣家との距離が近い都市部では、窓を開けづらい…という悩みも。
そんなときこそ、中庭や坪庭が大活躍します。
家の真ん中に小さな庭を設けることで、光や風が自然に室内に入り、明るく気持ちの良い空間が実現します。
庭といっても、2〜3坪でも十分。
木を一本植えたり、石や灯りを添えるだけで、家全体の雰囲気がぐっと引き締まり、“余白”のある暮らしが手に入ります。
■ 土地選びの幅も広がる、というメリット
狭小地で平屋を建てられるようになると、土地探しの選択肢も広がります。
整形地にこだわらず、旗竿地や変形地でも柔軟に対応できるため、
人気エリアや駅チカなど、「立地重視で探したい」方にもぴったり。
しかも土地がコンパクトになれば、購入費や固定資産税の負担も抑えられ、トータルコストを調整しやすくなります。

■ アレグレホームの設計力が活きるところ
アレグレホームでは、狭小地での平屋づくりも得意としています。
「土地が狭いから無理かも…」と感じる方ほど、一度ご相談いただきたいのです。
敷地条件を読み解きながら、光と風、家族の距離感、将来のライフスタイルまでを考慮して、
“ちょうどいい暮らし”ができる平屋をご提案します。
大きくなくても、心地よく。
それが、私たちの目指す住まいです。
■ まとめ:小さな土地でも、大きな幸せはつくれる
狭小地だからといって、暮らしをあきらめる必要はありません。
むしろ、“ちょうどいい”からこそ、日々の生活が丁寧になり、家族の時間が豊かになることもあるのです。
「広さよりも、質のいい暮らしを」
そんな価値観に共感してくださる方にこそ、平屋という選択をおすすめしたいと思います。
次回は、「平屋+αの可能性」ロフトや小屋裏を活かした工夫についてご紹介します。
ぜひお楽しみに!
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