2025/09/06
注文住宅こだわるポイント
こんにちは!
千葉で一人暮らし専用のガレージハウスやデザイン住宅をプロデュース
しているアレグレホームの水落です。
今回は注文住宅建築の際、特にこだわらないといけない事をお話しさせて頂きます。
一回目は土地選びの基本についてお話します。
① 立地・周辺環境
生活の利便性や快適性は、立地条件で決まります。駅やバス停などの距離も大事になります。スーパーや学校、病院などの生活施設の近さも重要になります。騒音や匂いは気にならないかも注意する点になります。日当たりや風通しのよさも非常に大切になります。
② 土地の条件を確認
希望の家を建てるには、土地自体も条件を満たす必要があります。面積や形は家づくりにあってるかや、日当たりや風通しは良いか、高低差や地盤の強さは大丈夫かなどがあります。特に日当たりや風通しは、住んでからの快適さに直結します。
③ 法律・建築条件
土地によって建てられる家の大きさやデザインが制限される事があるので、建蔽率・容積率・用途地域・道路幅・接道条件などを注意しましょう。
建蔽率:土地に対してどれくらいの面積に建物を建てらえるかを示す割合になります。ポイントは1階の床面積だけで計算します。
(例えば、土地が100㎡の場合。建蔽率60%なら60㎡まで建築可能になります。)
容積率:土地面積に対して建物の延床面積の合計がどれぐらいまで大丈夫かの割合。
(例えば、土地100㎡で容積率200%なら建物は200㎡まで建てられます。)
用途地域:土地は用途によって住宅専用・商業・工業などに区分されています。
(区分により、建蔽率や建物の防火性能などの制限がことなります。)
接道・道路幅:家を建てる土地は道路に接している必要があります。道路幅が狭すぎたりすると
車の出入りが大変や、緊急車両・トラックなどが入れなくなります。接道目安最低2m以上、道路幅が4m以上必要になります。

高さ制限・景観条例:地域により建物の高さが決まっている地域があります。街並みの景観を守るために外観や屋根に制限がる場合もあります。
④ 地盤や災害リスクをチェック
せっかく家を建てても、地盤や災害リスクが高いと安心して暮らせません。
・地盤の強さ :弱い場合は地盤改良費がかかります。
・ハザードマップ:洪水・土砂災害・地震のリスクを事前に確認できます。
・排水状況 :水はけが悪いと雨水災害が起きる事もあります。
⑤ インフラ
・上下水道・ガス・電気の引き込み状況:整備されていないと追加費用がかかります。
・固定資産税・都市計画税:土地ごとに価値が違う為金額が異なります。
・土地代だけでなく、造成費や境界ブロック費もかかる可能性があります。
⑥ 将来の資産価値
・土地は家と同じく資産になります。将来売却や賃貸を考えたときに価値が下がらないことも重要になります。駅近や生活利便性は資産価値維持のポイントになります。周辺計画をチェックして、便利になる場合もあれば、騒がしくなる可能性もあります。利便性がよければ土地の価格は高くなります。
💡 まとめ
土地選びで失敗しないためには、価格だけに目を奪われないことが大切になります。
・生活視点:通勤・買い物・子育てなど毎日の暮らしに便利か
・建築視点:形状・広さ・法規制・災害リスクをチェックする。
・将来視点:資産価値を維持できるかや、地域の発展性なども大切になります。
土地探しは値段や立地だけでなく、
・道路にちゃんと面しているか
・法律で家が制限されていないか
・境界があいまいじゃないか
・災害や地盤リスクが低いか
・見えない費用がかからないか
・将来資産価値が残せるか
この6つをしっかり見極める事がとても大切になります。
土地見学で最も大切なのは資料やネットの情報だけで、判断しないことです。
現地には最低2回以上見学に行き、昼と夜、平日と休日に行くことをおすすめしています。昼は静かでも夜は交通量が多い場合があります。平日は閑静でも休日は子供やイベントでにぎやかということもあります。
土地は一生に一度の大きな買い物になります。現地確認は見るだけでなく、安心・安全快適な暮らしを見極める重要な判断材料になります。現地に足を運び、五感を使って確認する事で、失敗のリスクを大きく減らすことができます。大切なのは、焦らず、じっくり、納得のできる土地を見つける事を意識していきましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次回は土地の価格のお話しをさせていただきます。
「土地を探したいけど、どう選べばいいかわからない」
「家づくりを考えているけど、資金やローンが不安…」
そんな方におすすめの 土地探し&家づくり相談フェア を開催します。
当社は、土地探しから資金計画、間取りプランまで、住まいづくりの疑問や不安をまとめてご相談いただけます。
千葉エリアで家づくりを検討中の方は、ぜひお気軽にご参加ください。
