2025/11/27
第2回|ガレージ排水のすべて

こんにちは!
千葉県で一人暮らし専用のガレージハウスやデザイン住宅をプロデュースしているアレグレホームの横堀です。
ガレージ排水は“設計の肝”である
ガレージは屋内とはいえ、車についた雨水、洗車後の流れ、湿気、さらには豪雨時の逆流など、水との相性が非常にシビアな空間です。
そのため 「排水計画」=ガレージの快適性と寿命を決める核心部分。
勾配だけでは不十分で、排水口の位置・種類・容量まで正しく設計する必要があります。
側溝排水(ラインドレーン)の特徴
最も一般的なのが、ガレージ前に横一列で設ける「側溝排水」。
メリットは以下の通りです。
- 水を一気に受けるので、洗車時でも溢れにくい
- 水がまっすぐ側溝に流れるため、ガレージ内に水が戻りにくい
- 清掃もしやすい(蓋を開けて泥を取るだけ)
デメリットは、施工費がやや上がる点。
ただ、長期的な使い勝手・メンテナンス性を考えると、ガレージユーザーには最もおすすめできる排水方式です。

点排水(1ヶ所の排水口)の向き・配置が命
ガレージ内に点状の排水口を設ける方法もあります。
ただし問題は 「水が一点に集まるように床を四方向から傾ける必要がある」 こと。
- 施工精度が甘いと水が残る
- 車の重量でコンクリが沈むと排水方向が変わる
- 排水口周辺だけ黒ずみやすい
などの弱点もあり、ガレージではやや難易度が高い方式です。
どうしても点排水にする場合は、排水口の位置は“壁際”に寄せるのが正解。
中央に置くと必ず汚れが気になります。
ピット(排水槽)を設けるメリットとプロの判断基準
より専門的な設計として、ピット(落とし込み槽)を作る場合があります。
メリット
- 大量の水を一時的に貯められる
- 排水管の容量をオーバーしにくい
- 整備系ガレージと相性がいい
デメリット
- 清掃が必要(泥や落ち葉が溜まる)
- 深さにより点検口が必須
- 必要以上に大きいとコスト増
ガレージ洗車を頻繁にするユーザー、もしくは車2台+バイクという水量が多いケースでは採用検討に値します。
雨量計算は“逆流防止”のために重要
見落とされがちなのが「雨量に対する排水能力」。
敷地条件によっては、ゲリラ豪雨時に側溝が逆流し、ガレージに水が入ってくるケースがあります。
そのため、以下を必ず確認します。
- 敷地外の排水経路がどれだけ流せるか
- 市の雨量基準(1時間あたりの降雨量)
- 敷地勾配と道路側の排水能力
この3つのバランスが悪いと、どれだけ勾配や側溝を工夫しても逆流します。
アレグレホームでは、地盤高データと周辺排水を必ず確認し、**“敷地に合う排水計画”**を設計段階で組み込みます。

排水計画で後悔しないために
排水は見えない部分ですが、完成後に修正がほぼできません。
つまり“最初の設計がすべて”。
勾配・排水口・側溝・雨量・敷地条件を総合して、ベストを選ぶ必要があります。
次回は、さらに深掘りして 「ガレージ床の強度と仕上げ」 を解説。
リフト対応の床厚、鉄筋ピッチ、エポキシ塗装の耐久性までプロ目線で紹介します。
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