2026/09/10一人暮らし
第5回「小さい家は、光が届きやすい。」

こんにちは!
千葉県で一人暮らし専用のガレージハウスやデザイン住宅をプロデュースしているアレグレホームの横堀です。
「20坪くらいの家だと、やっぱり狭く感じませんか?」
コンパクトな家を考えている方にとって、気になることの一つかもしれません。
図面に書かれた帖数を見ると、
「リビングはもう少し広い方がいいかな。」
「圧迫感が出ないかな。」
と不安になることもあります。
もちろん、実際の広さは大切です。
でも、家の中で感じる「広さ」は、床面積だけで決まるものではありません。
窓から入る光。
外へ抜ける視線。
天井の高さ。
部屋と部屋のつながり。
こうしたものによって、同じ広さでも感じ方は大きく変わります。
そしてコンパクトな家だからこそ、光や視線を家の奥まで届けやすいこともあります。
「何帖あるか」と「広く感じるか」は別の話
例えば、同じ15帖のLDKが二つあったとします。
一つは壁に囲まれ、窓も小さい部屋。
もう一つは大きな窓の先に庭が見えて、キッチンからリビングまで視線が抜ける部屋。
図面上の面積は同じでも、実際に立ったときの印象は違うはずです。
つまり、
床面積が同じでも、光の入り方や視線の抜けによって、空間の開放感は変わります。
だからコンパクトな家では、「あと何帖広くするか」だけではなく、どうすれば気持ちよく広がりを感じられるかを考えることが大切です。

家がコンパクトだから、光が届く
大きな家では、建物の中心まで外からの光を届けるために工夫が必要になることがあります。
一方、コンパクトな家は外壁から家の中心までの距離を短くしやすく、間取りによっては自然光を室内の奥まで届けやすくなります。
例えば、LDKの南側に大きな窓を設ける。
ダイニングの先にも窓を設ける。
室内の建具や壁で光を遮りすぎない。
そうすると、窓のすぐ近くだけではなく、LDK全体に自然な明るさを感じやすくなります。
もちろん、窓を大きくすればいいという単純な話ではありません。
方角や周辺環境、道路、隣家からの視線なども考えながら、必要なところに必要な光を取り入れることが大切です。
窓の先に何が見えるか
窓には、光を取り入れる以外にも大切な役割があります。
それが、視線を外へ逃がすこと。
例えばソファに座ったとき、目の前がすぐ壁なのか。
その先に窓があって、空や庭が見えるのか。
それだけでも空間の感じ方は変わります。
大きな庭でなくても構いません。
小さな植栽。
空。
ウッドデッキ。
外壁に囲まれた小さなスペース。
室内から見たときに視線が少し先まで抜けるだけでも、部屋の境界が窓の位置で終わらず、その先まで続いているように感じられます。
コンパクトな家では、窓そのものの大きさだけでなく「窓の向こうに何を見せるか」まで考える。
それも、開放感をつくる方法の一つです。
吹抜けがなくても、開放感はつくれる
「小さい家を広く見せるなら、吹抜けが必要ですか?」
そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
吹抜けには、上下方向への広がりや光を取り込みやすいという魅力があります。
ただ、すべての家に必要なわけではありません。
例えば、
天井の一部を少し高くする。
勾配天井にする。
カーテンを天井近くから取り付ける。
背の低い家具を選ぶ。
窓の高さを意識する。
こうした工夫でも、視線を上方向へ導くことができます。
特に平屋なら、屋根の形を利用して勾配天井をつくる方法もあります。
大切なのは、何か特別な設備を入れることではなく、限られた空間をどう見せるかまで設計することです。

部屋を細かく区切りすぎない
コンパクトな家では、壁や建具を増やしすぎると、実際の面積以上に小さく感じることがあります。
だからこそ、LDKを一つの空間としてつなげたり、キッチンからダイニング、リビングへ視線が通るようにしたりする。
必要な場所はきちんと分けながらも、視線まで細かく分断しない。
そうすると、家の中に「奥行き」が生まれます。
前回お伝えした収納も同じです。
収納を必要な場所に計画し、生活用品が室内にあふれにくくなれば、視線を遮るものも減ります。
一つひとつの工夫は別々に見えても、実際の暮らしではつながっています。
明るければいい、というわけでもない
ここも、家づくりでは大切にしたいところです。
窓をたくさんつくり、家中を明るくすれば、それだけで心地いい家になるわけではありません。
朝に光がほしい場所。
日中明るくしたい場所。
夕方、少し落ち着いた光で過ごしたい場所。
暮らしの中では、場所によって必要な明るさも違います。
寝室まで一日中明るくする必要はないかもしれません。
反対に、長い時間を過ごすリビングには自然光がほしい。
だから、
「明るい家をつくる」のではなく、「光をどう使うかを考える」。
それが、その人にとって心地いい住まいにつながります。
アレグレホームが考える「広さ」
家づくりでは、どうしても坪数や帖数という数字に目が向きます。
もちろん、数字も大切です。
でもアレグレホームでは、図面上の広さだけではなく、
どこから光が入るのか。
どこまで視線が抜けるのか。
家具を置いたときにどう見えるのか。
その場所に立ったとき、どんな景色が見えるのか。
そうした実際に暮らしたときの感じ方まで考えることが大切だと思っています。
だからこそ、間取りだけではイメージしにくい部分は、3Dパースや写真なども使いながら確認していく。
「15帖だから狭い。」
「20坪だから小さい。」
数字だけで決めるのではなく、その空間でどう感じるかまで考えて家をつくる。
注文住宅だからできることの一つです。
小さいからこそ、気持ちいい家に。
コンパクトな家は、確かに大きな家ではありません。
でも、
光が奥まで届く。
窓から外へ視線が抜ける。
部屋同士が自然につながる。
必要なところには高さをつくる。
そうした設計によって、数字以上の開放感を感じられる家をつくることはできます。
大切なのは、
「どうすれば大きく見えるか」ではなく、「どうすれば心地よく感じるか」。
広く見せるためだけに無理をする必要はありません。
朝、カーテンを開けたときに光が入る。
ソファに座ると、窓の向こうに空が見える。
夕方には少しやわらかい光が室内に入る。
そんな何気ない瞬間の方が、実際の暮らしでは大切なのかもしれません。
20坪だから狭い家。
ではなく、
20坪だからこそ、光や景色を身近に感じられる家。
小さい家には、そんなつくり方もあります。
次回予告
第6回
「光熱費って実際どうなの?」
家を建てたあとも毎月続いていく、電気代や冷暖房費。
「家が小さければ、本当に光熱費も抑えやすい?」
次回は、単純に「小さい=安い」と決めつけず、コンパクト住宅と住んでからのお金の関係について考えていきます。
\無料相談・見学予約受付中/
👉 家づくりの第一歩をアレグレホームと。
👉 LINEでのご相談もお気軽にどうぞ!
施工事例もこちらから、是非覗いてってください!
イベントも開催中です!ご来場お待ちしております!









